愛車を売却する時にお得な方法

それでは、愛車を売却するのにはどんな方法があるのでしょう。
おおまかに分類すると、以下のようなものがあります。

①下取り
②個人売買
③オークション代行
④買取専門店

どんな方法がベストなのかは一概には言えません。
それぞれに一長一短があるからです。
まずは簡単に、どんな特徴があるのかをご説明していきます。
まず、①の下取りですが、これはある程度年配の方なら、一番馴染みのあるやり方だと思います。
昔は、新車を買う時は、そのディーラーに古いクルマを引き取ってもらうのは当たり前でしたからね。
この方法の一番のメリットは、「手続きが簡単」ということです。
今でいうと、デジタルテレビを購入して、その電器店に古いアナログテレビを引き取ってもらうような感じですね。
欲しいクルマを決めたら、納車と同時に今まで乗っていた愛車を引き取ってくれるのですから、お客の側からすれば、面倒な手続きはほとんどありません。
昨日までガレージにあった古いクルマが、新しいクルマに入れ替わっただけの話です。
勿論、客が楽な分、ディーラーが面倒な手続きを全てやっているわけですから、その分の手数料もしっかり取られているわけですが。

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デメリットといえば、あまり高い値段では引き取ってくれない場合が多いことです。
ただし、面倒臭がり屋さんには最適の方法ではあります。
②の個人売買ですが、これは自動車雑誌の「売ります・買います」欄や、個人売買サイトを利用したり、ネットオークションに出品したりして、プロの業者を介せず売買するものです。
実際には、この方法が一番高く売れる可能性があります。
なぜなら、中間マージンが一切発生しないからです。
他の方法の場合、引き取ったクルマは、再度誰かに転売するのが普通です。
たとえば、中古車オークション会場に出品する業者もあるでしょう。
そうなると、買取価格にいくらか上乗せした価格を設定しないと利益は出ません。
また、自店に販売網を持っているディーラーや中古車買取業者でも、そのクルマを店頭に並べるまでには整備費などの費用がかかるのです。
そんな事もあって、あなたが20万円で売却したクルマが、次のユーザーの元に届く時は50万円になってたりする訳です。
しかし個人売買なら、50万円で欲しい人がいれば、その人に直接50万円で売ればいいのです。
デメリットとすれば、お互いに素人なので、書類手続きが円滑にいかなかったりすることですが、それをいい事に悪事をたくらむ輩もいるので注意が必要です。
また、現状渡しの場合は、引渡し後の故障などのトラブルなども挙げられます。
③のオークション代行ですが、この場合の「オークション」とはヤフオクなどと違い、自動車関連業者だけが利用できるオークションを指します。
そもそも、中古車市場に出回っているクルマの多くは、この「中古車オークション会場」で取引されているのです。
基本的に一般人は立ち入り禁止ですが、「オークション代行業者」なるものに依頼すれば、個人でも中古車の出品が可能です。
当然、オークションですから、落札者がいなければ売却できません。
あまり法外な値段を設定したら売れ残るでしょうし、もし売れた場合でも、売却金額の数%の手数料をオークション代行業者に支払わねばなりません。
手数料は歩合ですから、クルマの売却金額が高くなればなるほど手数料も高額になります。
下手すると、買取専門店に売却した方がトクだった……なんてケースにもなりかねませんので注意が必要です。
④は中古車買取専門店に売却する方法です。
昨今では、一番メジャーなやり方といえるのではないでしょうか?
その証拠に、店舗数が飛躍的に増加し、広告もやたら目にしますよね。
これは、実際に愛車を査定してもらい、算定した買取り価格に同意すれば、売却するというものです。
なお、査定方法には、自分がクルマを直接買取り業者に持ち込む場合と、自宅に査定員に来てもらう場合があります。
基本的に、それらの査定に関する費用は、一切かかりません。
また、最近では「一括査定サイト」というのもありますので、インターネット環境のある方なら、利用してみるのもいいでしょう。
「無料で多くの業者に査定してもらえる」というのがメリットですが、逆に言えば、業者選びが最重要課題になってきます。
……このように、クルマの売却手段は様々な選択肢があります。
次のページからは、それぞれの方法について、詳しく述べていきたいと思います。
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